2024年1月26日(金):3学期がスタートしました

 1月9日(金)、第3学期始業式の冒頭、能登半島地震でお亡くなりになった方々のご冥福を祈って、黙祷を捧げました。

 今年は、新年早々、能登半島地震、航空機事故、北九州の火災等、痛ましい出来事が相次いで起こり、特に、能登半島の地震では津波が発生するなど、13年前の東日本大震災を思い起させる激震となり、死者数は200名を超え、多くの方が被災されました。一日も早く、穏やかな日常が戻ることをお祈りし、私たちにできる支援を考えていきたいと思います。

 校長式辞の中で、災害に関連して聞かれる言葉の「受援力」について話をしました。周囲の人に「助けて」と言える力のことだそうですが、北陸地域では今まさに受援力を発揮し、国内外からその声に応える支援が届けられているところです。こうした誰かに支援や助けを求める力は、学校生活においてもいろいろな場面で必要とされる力ですが、上手く伝えられないこともあります。生徒同士あるいは生徒と教員相互に、助けてもらってありがたいと思う「謙虚さ」をもち、受援力を発揮できる関係でありたいものです。

 また、始業式に先立ち、部活動で成果を上げた生徒や校内の英単語選手権で優秀な成績を収めた生徒等を称え、賞状披露を行いました。第3学期、今年度を有終の美で締めくくることができるよう、生徒一人ひとりが全力を尽くしてほしいと願っています。