１０月５日（木）、全校生徒と教職員が、山口県済生会豊浦病院の健康出前講座を受講し、看護師、介護福祉士の８名の方々から心肺蘇生法について学びました。

　まず、山本真依子看護師長による講義では、スライドを見せながら、心臓に関わる突然死が全国で７万件以上あることなどが話され、一次救命処置の重要性とともに、勇気を出して大きな声で呼びかけることがいかに大切であるかが伝えられました。

　その後、生徒たちは６つのグループに分かれ、各指導者の手本を確認した後、人形やペットボトルを使った心臓マッサージの方法やＡＥＤの使い方等を体験しました。初めは、大きな声を出すことに抵抗があったり、心臓マッサージがうまくできなかったりと苦戦しましたが、最後に生徒代表は、「とてもよい経験になった。目の前で倒れた人を見かけたら、迷わず声をかけ勇気を出して行動したい」と述べました。万一の事態に遭遇した際は、今回の経験を活かして、周囲とうまく連携をとり円滑に行動できることを期待します。