2021年4月23日(金):地域探究で「SDGs」を学びました

 地域探究Ⅰ・Ⅱでは、今年度も昨年度と同様に①歴史・伝統、②観光・産業、③環境・自然、④安全・防災、⑤文化・文芸、⑥保育・福祉の6つのコースに分かれ、各コース十数人程度の少人数で活動していきます。

各コースでの探究活動を始めるに当たって、4月22日(木)に下関南高校から蒼下和敬先生をお招きし、各コースの共通のテーマとする「SDGs(持続可能な開発目標)」について、講義とワークショップを実施していただきました。

講義では、高校生の自分たちが普段行っている活動が、「誰ひとり取り残さない」をキーワードとした「SDGs」の達成につながっていくということを教えていただきました。講義を踏まえたワークショップでは、2・3年生混合の8、9人グループで、これまでに本校で取り組んできた学びや活動を振り返り、それらが17項目ある「SDGs」の目標のどの目標と関連があるのか、蒼下先生が作成された「目標シール」を使用して整理しました。そして、振り返りをもとに、これからどのような活動ができるか考え、ポスターにまとめ、ポスターセッションを行いました。他のグループのポスターを見ることで、自分では気づかなかった活動や活動の整理の仕方などに気付きました。

5月下旬から、各コースに分かれてテーマを設定し、グループ学習やフィールドワークを通して、地域の課題を体験的に理解するとともに、課題解決に向けた方策について探究していきますが、蒼下先生がおっしゃったように「SDGs」の項目の何番に貢献しているのかという意識をもって、第一歩を踏み出してほしいと考えています。