2021年10月28日(木):ほうほくワークキャラバンに参加

 新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、各地でイベントの中止が相次いでいます、豊北町地域においても、地域活性化の一翼を担ってきた「豊北夏まつり」が2年連続で中止になりました。このままでは地域のコミュニティの衰退が懸念され、下関市内でも特に過疎化が進む豊北町地域において、子供達の思い出作りとなる場が失われています。そこで下関商工会青年部豊北支部の主催でコロナ禍における地域活性化の実現を図るため、10月23日(土)に「ほうほくワークキャラバン」が豊北総合運動公園で開催されました。

商工会青年部に所属する地域の企業が、自社の特殊車両や機械を提供し、子供達に操作を体験させる「地域企業のおしごと体験」、火を使わないLEDランタンを子供達に無料で配布し、願い事とともにオリジナルのランタンをつくり、夜空に飛ばして幻想的な空間をみんなで作りあげる「スカイランタン」、子供達が、日々積み重ねてきた努力の成果を披露する「ミニステージ」の3つの内容でイベントが行われました。

本校も地域活性化にお手伝いができればと、JRC部と吹奏楽部がこのイベントに参加しました。JRC部は「地域企業のおしごと体験」の各ブースでボランティアを行い、子供達への企業の説明や物品販売などを手伝いました。豊北町地域の企業の仕事内容なども学習でき有意義な体験となりました。

また、吹奏楽部は「ミニステージ」で2021年度吹奏楽部コンクール課題曲の「トイズ・パレード」や「好きだ。(Little Green Monster)」「宿命(Official 髭男 dism)」「Mela !(緑黄色社会)」「Paradice Has NO BORDER(東京スカパラダイスオーケストラ)」の5曲を演奏しました。演奏後に自然と観客の皆さんの拍手が起こり、アンコール曲として「明日も(SHISHAMO)」を演奏してステージを締めくくりました。

今回のイベントが豊北町の活力や子供達の将来の懸け橋になればと思います。準備段階から丁寧にご指導くださいました下関商工会青年部豊北支部の皆様、ありがとうございました。