２月４日（日）、山口県セミナーパーク（山口市秋穂）で開催された、「やまぐち若者MY PROJECT やまぐち探究サミット」において、学校設定科目「地域探究」の安全・防災コースの３年生７名が今年度の取組について発表しました。

　午前は、３５のプロジェクトの発表が５つの会場で行われました。各会場で発表する７校が前・後半で発表とリフレクションワークに分かれ、後半発表の本校は、まず講堂でリフレクションワークに参加しました。司会の方のファシリテーションの下、「探究活動を通して見えた自分自身の好きなことや気になること」、「今後自分自身がチャレンジしたいこと、成長していきたいこと」などを、他校の生徒と相互にインタビューしながら共有することにより、自分自身の活動を振り返りました。

　その後、発表会場に戻り、本校を含む３校が順に発表しました。昨年の豪雨災害後に取り組んできた、粟野川橋梁の視察、外部講師による災害時の避難についての講習、学習成果のポスター掲示等について、約10分で発表後、サポーターと呼ばれる評価者２名による８分間の質疑応答がありました。残念ながら、代表プロジェクトには選ばれませんでしたが、午後の他校のプロジェクト発表からも多くの刺激をもらえたのではないかと思います。

　探究サミットに初めて参加した生徒たちは、大勢の人の前での発表に緊張したようですが、一人ひとりが自分の役割をしっかり果たしていました。サポーターからの様々なコメントを受けて、「課題ばかり見つかった」と感想を述べた生徒もいましたが、そうした自分たちが気付かなかった視点を後輩たちに伝えるとともに、今後各自が進む場所での課題解決に活かしてくれることを期待しています。