2022年11月9日(水):ハロかぼプロジェクトin豊北

 「下関ハロかぼプロジェクト in 豊北 かぼちゃで学び かぼちゃで遊ぶ!!」が10月30日(日)に開催されました。このイベントはJA山口県下関花き部会「ハロウィンかぼちゃ専門部」(代表 中司 武敏さん)の主催で実施されました。耕作放棄地対策としてかぼちゃを栽培し、ハロウィンかぼちゃの生産振興を図るとともに、下関北高校の生徒と連携し地域活性化を目的としたハロウィンかぼちゃを使ったイベントを開催することで、かぼちゃの需要の拡大と地域課題(地元ハロウィンかぼちゃの主産地でもある豊北町は人口減少が激しく、観光地付近であっても空き家や空き地が急激に増えています。)の解決のためのイベントとなっています。

この日のために、下関北高校は地元の花き栽培農家の(有)司ガーデンと連携し、ハロウィンかぼちゃのランタンの展示や麻ひもを使ってハロウィンかぼちゃに見立てたオブジェで装飾した「かぼタワー」を設置しました。

 また、会場である土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアムとその周辺(空き家・空き地利用)に豊北町がハロかぼの町をイメージづけるために、総合文化部が常設の「ハロかぼタウン豊北」をイメージした看板を作成し道路わきに設置しました。

当日は天候にも恵まれ多くの来場者がありました。新型コロナウイルス感染症の影響で見送られていたランタン作りが3年ぶりに実施されました。ハロウィンかぼちゃ専門部により指導を受け、ハロウィンマイスターの資格を持つ本校の生徒が、来場者と一緒にかぼちゃのランタンの作成やペイントのお手伝いをしました。来場者の方々は、15分から30分ぐらいでハロウィンかぼちゃを完成させ嬉しそうに持ち帰っていました。また、新米が当たる「かぼちゃの重さ当て」のイベントや、近くに多くのキッチンカーが来て、常に来場者でいっぱいでした。

2018地方創生政策アイデアコンテストで、本校の生徒が提案した「ハロウィンかぼちゃで交流振興・生産振興~角島大橋ハロかぼランタンライトアップ大作戦~」が、最優秀の地方創生担当大臣賞をいただきました。角島大橋の欄干に、かぼちゃのランタンを取り付けてのライトアップは、交通の安全面から実現できていませんが、地域の皆さんのご協力もあり、生徒のアイデアを生かす形で豊北町を「ハロウィンかぼちゃの町」にすることは徐々に実現できています。今年で5年目を迎え、生徒はもとより学校関係者も大変うれしく思っています。