2021年10月8日(金):人権に関する生徒作品 最優秀受賞

 9月30日(木)に、山口県庁において令和3年度人権に関する児童生徒作品の表彰式が行われ、本校の中村葵さんが高校生の部で最優秀を受賞しました。

県と県教育委員会が県内の小中学生と高校生を対象に募集した本年度の人権に関するポスター作品1519点の中から高校生の部で最優秀に選ばれました。ポスターは胸に抱いた赤ちゃんに寄り添う母親を描き「ひとつの命から広がる未来 大切にしよう」と記してあります。表彰式後に中村さんは「一つの小さな命でも可能性は無限大にあることを表現した。ポスターを見た人に人権を考えてもらえれば」と話しました。

構成やポスターは納得がいくまで練り直し、ポスターを見た人がどういったように人権を捉えてもらいたいのか考えながら試行錯誤したそうです。また製作期間は文化祭期間と重なっており、ファッションショーに出品する被服の制作や所属する総合文化部の作品の作成などと同時進行で行っていました。大変な思いをした分、受賞の喜びもひとしおだったことでしょう。

最優秀に選ばれた作品はポスターにして、JR駅などの公共施設や学校に掲示されます。また人権週間に合わせて12月6日から同10日まで県庁1階エントランスホールで展示されます。

このポスターをご覧になった方々に中村さんの人権に対する思いが伝わればと思います。