2022年9月27日:令和4年度体育祭を開催

 数日間続く雨のため、雨の合間を縫って準備を進め、9月3日(土)の当日も朝7時からグランドの水取りを生徒、教職員が協力して行い、令和4年度体育祭を開催しました。今年のスローガンは「千紫万紅~咲かせ想いを~」で、一生懸命に頑張る姿、色とりどりの花のように個性が花開く姿を保護者の皆様に見せたいと、生徒が一丸となって頑張りました。

今年度も昨年度と同様に新型コロナウイルス感染症の予防対策のため、例年、見に来ていただいていた来賓の方や地域の皆様についてはご招待を見合わせ、生徒のご家族の方だけをご招待して実施しました。また、感染防止のため、身体的距離の確保、マスクの着用、手洗いや用具の消毒の他、日々の健康観察、行動記録についても徹底し、オミクロン株に対応した感染対策を考えながら実施しました。そして、競技時間の短縮や競技人数を減らすなど、競技を見直し、規模を縮小して行うことにしました。

生徒は、赤・白・青の3組に分かれて対戦、入場行進の後の最初の競技、100m走から熱戦が繰り広げられました。100m走の後は5色綱奪い、台風の目、大縄跳び、綱引きとチームワークや息のあったプレーが求められる競技が続き、一瞬も目が離せない白熱した対戦でした。4つの団体競技の途中から雨が降り出したため、いくつかの競技を割愛し、選抜リレー、応援合戦、部活動行進・リレーの順に順番を入れ替えて競技を行いました。体育祭のハイライトである応援合戦では、各組ともに、団長のリーダーシップの下、練習を積み重ね、勝利をめざして臨みました。結果は僅差で赤組が勝利を収めましたが、各組とも息のあった演技を披露し、観客の目を楽しませてくれました。部活動行進・リレーでは、ユニフォームに身を包んだ選手が部の名誉をかけて、雨の中を一心不乱に走る姿が見られました。

総合優勝は白組が獲得しました。充実感と達成感に輝く生徒たちの笑顔が印象的で、雨をものともせずに、最初から最後まで全力で一心不乱に競技に取り組む生徒の姿は、見ている私たちを自然に感動させる、そして元気にさせる素晴らしい体育祭でした。

体育祭の最後、下関北高校の校歌をみんなで歌いました。困難な状況下にあっても、物事に真剣に取り組み、全力を尽くして頑張る姿勢は、北高生が誇れる強みであると思いました。保護者の皆様、ご声援ありがとうございました。