2023年2月21日(火):受験体験報告会

 2月14日(火)の2、3限、今年度受験を突破し合格の栄冠をつかんだ3年生の代表35人が、1・2年生に対して、受験に向けての取組や受験の体験を報告する「受験体験報告会」を実施しました。

 大学や短期大学、看護学校、専門学校に進学した生徒や公務員・民間企業に就職を決めた生徒35人が、27のブースに分かれて実施しました。昨年度の18ブースから27ブースと講座数を増やして、生徒のニーズに合わせたきめ細やかな対応をとり分科会が行われました。受験先の決定時期、志望理由、受験科目、受験勉強にどのように取り組んだか、受験勉強で印象に残っていること、苦労したことや役に立ったこと、将来への抱負など、後輩へのメッセージを述べました。また、本校では3年生に対する個別指導を徹底していますが、受験まで担当教員にきめ細かに指導してもらった経験も強く印象に残っているようで、事細かに語られていました。今年度は国公立の推薦入試では100%の合格率となるなど、3年生のこれまでの努力が実を結びました。

 1・2年生の感想には「早い段階で受験勉強をしないといけないことが分かったので、進路を早く決めて対策をしていこうと思いました。」「どの教科も基礎力を早く身につけることが大切だと思った。」「共通テストを受験する場合はとにかく多くの過去問に取り組む。長文読解や表・グラフの読み取りが重要になってくるので頑張りたい。」「ニュースを日頃から見て、自分の中で解決策を考える練習をしたい。」「今とても興味をもっている職業だったので、知らないことが知れてとてもためになった。」など具体的な目標が多くありました。

 身近な先輩たちの体験談は、1・2年生にとって参考になることが多かったようです。特に2年生は、間近かに迫った自分の姿を想像して、進路の決定、実現に向けた受験勉強を本格的にスタートして欲しいと思います。