2022年7月14日(木):地域探求活動紹介3

 地域探究の「歴史・伝統=文化・文芸」グループでは、6月30日(木)の授業で、豊北町田耕のあじさい園を訪れて俳句を創作する授業を行いました。このあじさい園は管理されている個人の方が、初めは日照不足の改善のために山の斜面を伐採し、そこに数株のあじさいを植えられたそうです。それが年々増えて、今では30種類以上の400株を超えるあじさいが斜面一杯に咲いています。

「歴史・伝統=文化・文芸」グループでは、豊北町が女芭蕉と呼ばれた江戸期の俳人田上菊舎が誕生した地であるということから、俳句の創作を行っています。現在は、俳句創作の第一歩として「季語を含まない12音をつくる」という活動をしています。今回の授業では「あじさい」という言葉を使わずにあじさいを12音で表現するという活動を行いました。今年は日差しが強く、暑い中でも懸命に咲いているあじさいの様子を「木陰で休む」「崖から見下ろして」などのことばを用いて表現し、イメージを膨らませていました。