2021年6月22日(火):地域探究「文化・文芸」グループの活動

 地域探究の「文化・文芸」グループでは、6月17日(木)の授業で、豊北町田耕のあじさい園を訪れて俳句を創作する授業を行いました。このあじさい園は管理されている個人の方が、初めは日照不足の改善のために山の斜面を伐採し、そこに数株のあじさいを植えられたそうです。それが年々増えて、今では30種類以上の400株を超えるあじさいが斜面一杯に咲いています。

「文化・文芸」グループでは、豊北町が女芭蕉と呼ばれた江戸期の俳人田上菊舎が誕生した地であるということから、俳句の創作を行っています。現在は、俳句創作の第一歩として「季語を含まない12音をつくる」という活動をしています。今回の授業では「あじさい」という言葉を使わずにあじさいを12音で表現するという活動を行いました。生徒は様々な種類のあじさいをじっくりと観察して、花の構造や色の美しさを「ファンタジー」「偽の青」などの言葉を用いながら表現していました。

次の授業では、この12音を使って俳句を完成させる予定です