2022年9月9日(金):学校説明会を開催しました

 8月19日(金)に、令和4年度の学校説明会を開催しました。前日の大雨の影響が心配されましたが、無事天気も回復し、新型コロナウイルス感染症対策を行って開催しました。中学生75名、保護者45名、中学校教員5名の計125名の方に参加していただきました。

体育館で行った全体会では、校長の挨拶の後、3年生の松野健伸さん、山田愛弓さん、2年生の小泉颯輝さん、藤本一嬉さんの4人が、パワーポイントを使用して、本校の教育の特徴や進路学習、部活動の様子、文化祭や野球応援などの学校行事について、文化祭の様子の動画や地域探究の授業で作成した学校紹介動画などを交えながら息の合ったプレゼンテーションを行い、最後に教頭から高校入試について説明をしました。

全体会の後は、数学、社会、理科、家庭、商業の5つのグループに分かれて高校の授業を体験してもらいました。学校案内は地域探究の授業を受講している保育・福祉グループの6名が誘導しました。数学では、「ゲーム制作に使われている高校数学」をテーマに授業を行いました。中学で学ぶ計算、座標の復習、高校で学ぶ虚数と極座標の紹介、さらに先のオイラー角、クォータニオンについてゲームの動画を通して触れてもらうことで数学を学ぶ意味を再定義してもらえたのではないかと思います。社会では高校野球の地方予選から見える日本社会の現状について、理科ではたくさんの泡が発生するオモシロ実験を通して、触媒と化学反応の速度の関係について学習しました。また、家庭では“にんじん”に注目し、食品の購入から離乳食など、さまざまな視点から「食」について考え、商業では、パソコンソフトのExcelの関数機能を使って、表の中の数の合計や平均を求める授業を行いました。

それぞれ30分間の短い授業でしたが、高校の授業のほんの一部に触れてもらうことで、興味や関心を高めてもらえたのではないかと思います。最後に希望者が部活動見学を行い学校説明会は終了しました。

なお、本日の学校説明会に参加できなかった中学生で、下関北高校の様子を知りたい人には個別の説明も可能ですので、遠慮なく学校にお問い合わせください。