2022年6月23日(木):慶尚南道とのオンライン国際交流①

 北高JRC部は6月10日(金)、「2022.山口県&慶尚南道教育庁間日韓オンライン国際交流プログラム」の実施にあたり、韓国の慶尚南道にある龍南(ヨンナム)高等学校と初めてのオンラインによる国際交流を行いました。

このプログラムは日韓の交流校間で課題を設定し、SNS等を活用しながら協働学習に取り組み、その成果等をZoom等で発表し共有するものです。龍南高等学校は1967年設立の学生数325人、2009年に教育科学部指定寄宿型高校に選定された後、農漁村地域の寄宿型高校として、学びの共同活性化を通じた教室授業の改善、読書及び討論学習の深化拡大などを通じて、学力の伸張及び生徒に合わせた進路進学のために努力している学校です。

今回は1回目ということでお互いの自己紹介が主な内容となりました。事前の部活動で自分の名前や簡単な自己紹介を韓国語で調べ名札に書く練習、翻訳アプリを使って発音の練習などの準備を行い本番に臨みました。本校の生徒は、最初は恥ずかしがったり声が小さかったりと反省点がありました。ヨンナム高校の生徒は日本語が上手で、ほとんどの生徒が自己紹介を日本語で行っていました。また、「日本では縦書きと横書きがあるけれど混乱しないか」「年号の使い分け」などについての質問があり、日本のことについていろいろと勉強されていました。また、こちらからは「韓国ではやっている日本のものは何ですか」「日本に来たことがありますか」などの質問をしました。初めての交流でしたが、すぐに打ち解けて笑い声なども聞く事が出来ました。ヨンナム高校生20名、下関北高生20名だったので予定の1時間があっという間に過ぎました。生徒は早くも次回の交流会を楽しみにしています。

今回のオンライン国際交流を実施するにあたり、阿川地区社会福祉協議会の紹介で山本辰實さんに韓国語のご指導をしていただいています。