2021年8月3日(火):環境について考えてみよう学習会

 7月30日(金)、下関北高校において、(株)環境ロジテックの取締役で下関市商工会青年部豊北支部長の水井大揮さんを講師としてお迎えし、「環境について考えてみよう学習会」を実施しました。水井さんは本校の学校運営協議会の委員でもあります。学習会には本校のJRC部の1・2年生16名が参加しました。

本校のJRC部は6年前からペットボトルキャップを集めており、集めたペットボトルキャップは「小さな親切運動」山口支部や社会福祉協議会等に引き取ってもらっていました。ペットボトルキャップはリサイクルメーカーに売却され、その売却益で世界の子どもたちにワクチンを届け、感染症から子どもたちを守る取組に使われています。今回の学習会は豊北町粟野にある(株)環境ロジテックが会社としてペットボトルキャップの同様の取組を行っていることから開催されることとなりました。

学習会では、最初に水井さんから、「仕事内容について」、「ペットボトルキャップについて」、「環境問題について」等の項目について、予め生徒が提出した質問に答える形で始まりました。

ペットボトルキャップを原料としたプラスチックチップ、ペットボトルキャップからリサイクルされた会社の作業服などを見て、今まで集めていたものがどのような工程をたどって再利用されているかが学習できました。

また、ペットボトルキャップのリサイクルだけでなく、世界的な課題となっている環境問題について深く考えるよい機会となりました。水井さんは一人ひとりが少しの手間を惜しまずに「分別してリサイクルする」意識をもつことが環境問題を解決するために大事なことであるとおっしゃっていました。

学習会終了後、今まで集めたペットボトルキャップを引き取ってもらいました。今後はペットボトルキャップの活動だけでなく、いろいろな環境問題への取組をしていこうと思います。