2021年6月25日(金):第1回学校運営協議会

 6月22日(火)午後5時半から、今年度最初の学校運営協議会を開催しました。

本校では、地域人材や組織の中から、学校とともに地域の課題を共有したり、地域の課題に直結する学校の課題を共有したりできる人材・組織の代表で学校運営協議会を構成していますが、年度が替わったことにより11名の委員の交代がありました。会の最初に委員の自己紹介を行い、その後、今年度の会長・副会長の選出を行いました。今年度は、会長に下関市豊北生涯学習センターの白岡勝典様、副会長に山口県地域連携エキスパートの安冨浩様が選出されました。

報告事項では、学校運営方針や学校評価書について説明し、承認をいただきました。また、昨年度の地域と連携・協働した活動についても報告し、その後、今年度の地域と連携・協働した取組「実施計画」について説明、承認をいただきました。

協議事項では、「熟議」について協議を行いました。コミュニティ・スクール活動推進員の秋枝一成様から、昨年度、豊北中学校と下関北高校の生徒会で実施予定であったが、新型コロナウイルス感染症の影響で中止になった「熟議」について、本年度は是非実施したいとのご意見をいただき、「『私たちが社会(地域)にできること』~生徒会として行える地域貢献~」というテーマで実施要領が示され協議に入りました。委員の方からは「様々な職種の方がおられるので生徒のアイディアを応援したい。」とか、「ぜひ小学校(5・6年生)も参加したい。何をどうやるかの具体策を考えるのが面白いのではないだろうか。サポートに地域が入ればよいのでは。」、「『熟議』これは素晴らしい活動だ。ぜひ行ってほしい。チャレンジする気合を示してほしい。ICTを活用した教育ができる時代なので、全国の高校生が同じ授業ができる。山口でも可能なことがあるのではないか。」など、様々なご意見をいただきました。

「なるべく多くに人に聞いてもらいたい。何ができるのか考えるために熟議を行っていきたい。いつがよいか時期を調整し、3学期までには行いたい。子供たちはいずれ外に出るだろう。帰って来れる場所を作ってやりたい。」と秋枝様がご意見を述べられ、地域と学校が協力して実施に向けて取り組むことを確認して協議が終了しました。

今後は、協議会でいただいた様々なご意見について、校内や関係組織と協議や調整を行いながら、子どもたちのためになり実現可能な取組から、実施に向けて準備を進めていきたいと考えています