2021年11月19日(金):はなしの伝統芸能「落語」

 11月17日(水)の1、2限目に、山口県高等学校文化連盟の補助事業として、はなしの伝統芸能「落語」を開催しました。噺家の柳家禽太夫(やなぎや きんだゆう)さんをお招きし、落語の基本的な説明を受けた後に、落語「転失気(てんしき)」を鑑賞しました。しゃべっている向こう側が見えていること、扇子と手ぬぐいの2つだけを使うこと、おちが必要なこと、頭の中に情景を思い浮かべさせることなど落語とは何かを具体的な例を挙げながら、分かりやすく説明されました。その後の落語「転失気」では巧みな話術に魅了されて、ほとんどの生徒が落語を初めて観賞しましたが、落語の独特の世界に引き込まれていきました。終始笑いが絶えない中、日本の伝統芸能の奥深さを感じられるものとなりました。

柳家禽太夫さんは最後に、「落語などを鑑賞するときには、人の邪魔をしないことが決まり事である」とマナーについても話をされました。生徒にとって日本の伝統芸能にふれる良い機会となりました。