2023年12月6日(水):寸劇と講義で伝える「薬物乱用ダメ。ゼッタイ。教室」

 11月16日(木)、学校薬剤師の久保 卓雄 様を講師にお迎えし、全校生徒を対象に「薬物乱用ダメ。ゼッタイ。教室」を実施しました。

 本校では、隔年で、薬物乱用の怖さを寸劇でわかりやすく伝えることとしており、今年も講義の前に、保健委員の生徒が中心となって、主人公の学生が薬物に依存していく様を見事に演じてくれました。

 その後の久保先生による講義では、未成年の大麻事犯が急増していることや未成年の飲酒や喫煙が薬物乱用の入口になる可能性があるということを、データや実際にあった事案を基に話されました。また、イラストを用いて、一回の薬物使用が一生を台無しにしてしまう悪循環の様子を伝えてくださいました。

 寸劇で薬物依存に陥る役を演じた生徒は、「(今回の劇のように)実際に信頼している先輩から誘われたら断れないかもしれない」と思ったそうです。スマホやインターネットを通して、私たちの身近なところに薬物依存につながる様々な誘惑が潜んでいます。講義でうかがった「絶対に断るという強い意思をもつ」「手や首を振る」「走って逃げる」「壊れたCDのように何を言われても同じことを繰り返す」といった断り方を学ぶなど、薬物乱用の恐ろしさについて正しく理解することの重要性を改めて知ることができました。