2022年7月19日(火):車いす体験を実施しました

 7月8日(金)5・6時限に、2年生の「生活と福祉」の授業で車いす体験を実施しました。

最初に使用方法を復習し校舎外のスロープや砂利道、段差、溝などを利用して実習を行いました。車いすの移動では、①車いすの使用前の点検②利用者の状態の確認③安全なルート選択④押すときは必ず声をかける⑤段差、坂道では止まり声をかける⑥スピードはちょうどよいか確認する⑦会話をしながら楽しい雰囲気を心がける の7つの注意点に気をつけながら体験実習を行いました。

「ティッピングレバーを踏んで溝を越えることが難しかった。」「段差では、声をかけ利用者に振動を与えないように気を付けた。」「坂道を下りる時は、後ろ向きに下ると初めて知り、要介護者も安全だと思った。」「顔がお互いに見えないので会話しながら行うことが大事だと思った。」「いつ何時、介助する機会がないとは限らないので、今日の実習を忘れないようにしたい。」などの感想がありました。

車いす体験を通して、障害のある人や介助する人の置かれている状況について理解するとともに、バリアフリー社会の実現に向けて大切なことは何かを考える実習となりました。