９月２１日（木）、下関地方気象台の方をお招きし、地域探究の授業で防災出前授業を実施していただきました。

　授業では、まずグループワークに向けたレクチャーで、河川が氾濫する様子やがけ崩れ、土石流の動画を見て、災害時の様子をイメージしました。その後は各グループで設定された条件のもと、災害発生前日の予報のニュースを見たとき、実際に災害が発生したときに、どのように対応するかを考えました。

　生徒達は、家に車が無い設定や、避難経路で川を迂回できないことなどに苦戦しながらも、災害発生時の避難対策を具体的に考え、最終的にどのような行動をとるかを発表することができました。

　７月上旬の大雨は、電車が運行できなくなったことや、断水など、自分達の生活にも大きな影響を及ぼしました。その中で、災害対策について実践的に学んだことは、防災対策の興味・関心を高めることに繋がったのではないかと思います。実際にそのような事態に直面したときには、今回の授業で学んだことを活かし、冷静に行動することを期待しています。