2024年1月10日(水):豊北町で獲れた特牛イカとアジで魚料理実習

 本校の学校設定科目「地域探究」を受講している生徒50人が、12月7日(木)と14日(木)の2回に分かれて、豊北地区魚食普及推進協議会の支援による「魚料理実習」に取り組みました。

 この魚料理実習は、同協議会が、地元にある豊北小学校、豊北中学校及び本校の児童・生徒を対象に、学校教育における魚食の啓発と地産地消の推進をすることを目的に実施されている取組です。

 このたびの実習では旬の「特牛イカ」(剣先イカ)と「アジ」を提供していただき、「特牛イカ」はパエリアに使い、「アジ」は、香草パン粉焼きとカレー風味ソテーにしました。魚の三枚おろしやイカの下処理に初めて挑戦した生徒もいましたが、動画を視聴するとともに、各班で町内漁協女性部員の方々が御指導くださったおかげで、徐々にコツを覚え手際よく調理できるようになっていきました。

 出来上がった料理を食べながら、「おいしい」「また作ってみたい」と感想が出ており、自分たちで一から調理した料理は格別だったようです。この実習を通して、魚の調理方法を学ぶだけでなく、豊北町の伝統的な産業である漁業についての理解も深まったのではないかと思います。