2021年12月20日(月):地元の旬の魚で魚料理実習

 毎年、豊北地区魚食普及推進協議会のご好意で、魚食の啓発・地産地消の推進展開のため、旬の魚を提供していただき、漁協女性部のご指導により魚料理実習を行っています。今年度は、「地域探究Ⅰ」を選択している2年生と「地域探究Ⅱ」を選択している3年生を対象に、11月18日(木)、12月9日(木)、12月16日(木)の3回に分けて、地元産の魚を使った調理実習を実施しました。

協議会の皆様からは、新鮮なケンサキイカとアジを提供していただき、アジ・イカのさばき方を教えていただきました。アジはウロコを取り、エラや内臓も取り除き、腹開きにします。また、イカは胴の中に親指を入れ、ワタと胴をゆっくりはがし、エンペラと足を持ち、足の部分をワタごと引き抜きます。次に、胴の皮をキッチンペーパーでむき、足の付け根の部分で足とワタを切り離し、目の部分に切り込みを入れて硬いくちばしと目玉を取り除きました。そして、下処理したアジとイカを使って、今年は、アジのひらき(一夜干し)とケンサキイカのパエリアに挑戦しました。

アジやイカの下処理をするのが初めてで、おぼつかない手つきの生徒もいましたが、協議会の皆様から丁寧にご指導していただき、立派な料理が完成しました。できあがった料理は、協議会の皆様と生徒、教職員で美味しくいただきました。実習を通して、魚の調理方法を学ぶことができましたが、同時に、豊北町の伝統的な産業である漁業についての理解も深まりました。