2024年7月22日(月):性を自分事として考えました
2024年7月22日(月):性を自分事として考えました
7月18日(木)、宇部市にあるサラン助産院の助産師 村川尚子 様を講師に招聘し、全校生徒を対象に性に関する教育講演会を実施しました。
講演は、出産直後の母親や父親が子どもと対面したときの喜びと安堵の顔写真から始まり、「お産のときに幸せホルモンが最も多く分泌される」と教えてくださいました。そのことが印象に残った生徒もおり、事後アンケートで「素敵なことだと思った」などの感想を述べていました。
その後、「性は、人権である」ことや、「性と生殖に関する健康と権利(SRHR)」により、自分の体のことを自分で考えて、自分で決められる権利があることに触れられるとともに、妊娠、中絶、避妊について具体的にお話いただきました。また、「嫌だな」と感じる、一人ひとりの目に見えない境界線を大切にして、心地いい人間関係を築いてほしいと話されました。
感染症予防のため、生徒たちはリモート配信の形で受講しましたが、「これまでの性教育でほとんどわかったつもりでいたが、初めて知ることが多かった」「間違った知識があったので、今日知ったことを覚えておきたい」「男子だから関係ないではなく、自分のことのように思い、講演を聴くことができた」などの感想があり、それぞれの心に残る講演となりました。