２月１４日（金）、令和６年度スポーツ庁委託事業「アスリートの派遣等による体育授業等の充実事業」を通して、世界陸上競技連盟公認コーチで、800ｍ元日本記録保持者でいらっしゃる徳田 由美子様をお迎えし、１年生に御指導いただきました。

徳田さんは、まず講義の中で、陸上を始めたきっかけから一流選手になるまでの経緯と、日本記録樹立後、目標を見つけられなくなるという挫折を経験されたことについて話されました。そして、そうした御自身の経験から、「夢や目標に向かうとき、目標を最終手段とするのではなく、何のためにという目的を大事にしてほしい」や、「結果にこだわりすぎず、楽しむことを忘れないでほしい」など、ウェルビーイングに通じる考え方を伝えてくださいました。

また、グラウンドでは、体を使ってじゃんけんするウォーミングアップを楽しんだ後、走る時の姿勢の大切さや速く走るためのコツ等をデモンストレーションしながら分かりやすく御指導くださり、走ることが好きな生徒も苦手な生徒も、最後に個別指導をしていただくほど、一流のアスリートの御指導に感銘を受けていました。